3月12日(日)は第218回TOEIC L&R 公開テストの日でした。韓国と公開テスト日が一緒の日が年に何回かあります。今回も日韓同時実施とのことでした。同時開催は新形式になって3回目です。韓国の問題は過去2回では僕のフォームと一緒だったのですが、今回は違うフォームでした。因みに僕が受けたのは、女性がファイルキャビネットを見ている写真のフォームです。
全体的な感想として、初めて見る問題形式が多かった印象です。
PART 2
パート2は相変わらず素直ではない問題が多かったです。覚えておくと役に立つ質疑応答をいくつかツイートに載せておきました。
覚えておくと役立つ
— Sangmin Ahn (@gijigae) March 12, 2017
質疑応答の例😉。
1。
バスが出る時間ですか?
コーヒーを買う時間はあります。
2。
B先生とのランチに参加しますか?
先生が来るのは来週だと思ってました。
3。
そこ、私の席です。
Dの4だと思ったのですが。。。
4。
これは販売用ですか?
等々
PART 3 & 4
パート3、4では話の流れと設問の順が必ずしも一致してないことを頭の隅に入れておく必要があります。
意図問題につきましては、前回と同様、口語表現が問われるより、全部会話の流れから引用部分の意味を問う設問でした。例えば、「これからレジに行くところです」、が会話の中で何を意味しているかのような設問。口語表現ですと、会話を聞かなくても答えがわかる問題も多かったですが、このような意図問題になると、会話を聞かず答えを推測するのは難しいです。その分、LCの難易度も高くなった気がします。
図表問題では今まで見たことのない、図がありました。調理の手順を説明するイラストレーションが4枚。内容的には難しくなかったですが、新鮮な感覚でした。
設問に固有名詞が絡む問題も多かったと覚えてます。
PART 5
パート5は「書面で」という表現で間違えた人も多かったかもしれません。Writtenを使うと、in written form、のように後ろに名詞が必要です。また、形容詞が入る空所で、選択肢に分詞と形容詞があるときは、基本形容詞を選択するのが正解になる確率は高いと思います。
PART 6
パート6で初めて見たのは仮定法が正解になる設問でした。今まではなかった気がします。パート7もそうですが、文挿入問題の難易度が高かった印象を受けました。
PART 7
今までは言い換え問題は3問あったと思いますが、今回は2問のみでした。問題文にフローチャートが出たのも今回が初めてですね。答えの根拠を探すのが難しい設問が何問かありました。例えば、
- Tタワーに関して合っている内容は?
また、パッセージの目的が問われる問題も答えを一つに絞れない問題がいくつか。例えば、
- 転勤の話で、銀行がメールを送った理由は?
まとめ
新形式になってから、10ヶ月。まだまだ、新形式の進化は続いているようです。
LCの場合、パート2の設問を聞いて場面が連想できる練習は重要です。「そこは私の席ですが。。。」の場合、映画館や飛行機の中が想像できれば、「Dの4だと思いました」が正解であることが納得しやすい。意図問題は口語表現を覚えるよりは、会話の全体の流れを細かく理解する必要があります。
RCは、無駄をなくすのが大事です。そのためには自分が選んだ答えに自信を持つ必要があります。自信を持って答えるためには正確な根拠を見つけられる力が要ります。例えば、「Tタワーについて合っている内容は?」この設問(not/true問題)の答えの根拠は、問題文2行目の、Design by ...。問題文の3行目までがタイトルでその下からが「Tタワー」の詳細について書かれてました。詳細内容ばかりに集中してしまうと答えの根拠が見つからず時間がかかった人もいたかもしれません。
対策としてYBMの問題集をオススメします。RCの場合、内容もさることながら難易度もかなり似たような感じです。
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