TOEICリーディング:問題種類別出題傾向


新形式初めての公開テスト、第210回(5月29日)、と第213回(9月25日)の公開テストでは日本と韓国で同じフォーム。8月発売だった、ヨンダンギ問題集の解説書に韓国の新形式公開テスト4回分の出題傾向が載ってました。今回のブログではその内容を詳しく紹介させていただきます。

Part5


新形式最初の公開テストでは語彙の問題が57%を占めたものの、7月からは文法に関する問題が増えて来てます。これが一時的なトレンドなのかは8月以降のテストを確認する必要があります。

文法

<イメージの拡大:http://bit.ly/2d65ip7>

 5月のテストでは、notwithstandingやconcentratedが、そして6月にはsinceや仮定法の過去完了問題が難易度が高かったと言ってます。7月1回目のテストでは、beginningや最上級を強調するveryが注目を集めました。7月の2回目で難易度が高かったのは、preferring、selective、そしてstill。

時間配分

提案する時間配分は、

  • 文法問題:1問を15秒
  • 語彙問題:1問を25秒

合わせてPart5を11分以内に終わらせるということです。

Part6


Part6で注目が必要なのは何と言っても、新形式問題の、文挿入。

時間配分

提案する時間配分は、

  • 文法問題:1問を25秒
  • 語彙問題:1問を25秒
  • 文挿入:1問を45秒

合わせてPart6を8分以内に終わらせるということです。

Part7


5月にはnot/true問題が、6月には推測、そして7月の1回目には細部事項が問われる問題の出題頻度が高かったことがわかります。また、7月の2回目のテストでは推測する種別の問題が多かったです。

TPの両文書参照型問題の場合、1−2パッセージ、2−3パッセージ、そして1−3パッセージを参照する問題が全部出題済みです。

時間配分

提案する時間配分は、1問を1分で解く。合わせてPart7は54分以内に終わらせる。

まとめ


出題傾向で一番注目したいところは、どのような問題が出題されているかが見てわかる点です。個々の学習者によって、問題の種類或は問題文の種別ごとに弱いところと強いところも違うと思います。まずは、学習者自分の立ち位置を確認するためにも、これらの情報は役立つと考えてます。

今回はリーディングのみですが、リスニングの資料も近いうちにアップさせていただきます。また、市販の模試・問題集が公開テストの出題傾向をどれぐらい反映しているのかも見て見たいところです。


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