Tadoku and Vocabulary


新しく覚えた単語は復習をしないとすぐ忘れてしまいます。多読の中で覚えた単語も復習をしないと忘れてしまうのは単語帳で覚えた単語と一緒です。多読だけですと、新しく覚えた単語を別の記事で出会うためには膨大な記事に接する必要があります。

<Image courtesy of http://www.objectfanatics.com/ekutan.html>

Newly-learned language is in danger of being lost surprisingly quickly if it is not reinforced in repeated practice

Choimirai Tadoku School、では単語の定着率を上げるために、Newsela、記事用の語彙リストを、Vocabulary.com、を使って用意してあります。

語彙リストに目を通すのは記事を読む前でも良いですし、記事を読んだ後でも良いと思います。

例えば、Steve Jobs氏がスタンフォード大学で2005年行った演説を例にして考えてみましょう。記事とリストにアクセスするためにはそれぞれのサイトでユーザー登録が必要です。

記事の難易度によって、語彙リストに含まれる単語の数も異なります。上記の例では、アメリカの高校3年生レベルの設定にしましたので、難しい単語も多く含まれています。中でも、記事を読む時に必要とされる34個の単語をピックアップさせていただきました。

このリストは、Vocabulary.comのサイトから紙に印刷し、持ち歩きながら覚えることもできますし、サイト上でクイズに答えながら覚えることも出来ます。

語彙を完全に覚える

Vocabulary.comが提唱しているのは、単純な単語の覚えではなく、単語を完全に自分のものにすることです。

Don’t just memorize. Achieve mastery.

そのために、サイトが提供しているのが異なる問題形式です。一つの単語に対し、マスターするには4つの問題をクリアする必要があります。例えば、proliferationを見てみましょう。

単語の定義

答えた後には、易しい英語で単語の説明をしてくれるので、これを読むことで単語の意味を記憶にもっと長く残ります。

言い換え

単語の言い換えも出題される問題種別の一つです。

穴埋め

文章を読んで、空所に入る単語を思い出して(retrieve)綴りを入力する問題です。選択肢がなくて、記憶から思い起こす必要がありますので、この問題が正解出来ると、単語のmasteryもあと一歩です。

シチュエーション

proliferation、ではなく、proponent、の例ですが、シチュエーションが問われる場合もあります。上記のでは、どんな人が、proponent、と言えるかが質問です。

それぞれの問題を正解しますと、画面左下にある、Your progress on【単語】、のパーセンテージが25%、50%、80%、と上がります。全問正解すると、色が緑からゴールドに代わり、当該単語は、mastery、したことになります。

My Progress、ページを見ますと、最近マスターした単語リストも確認できます。

まとめ


Newselaのサイトを使った多読と、記事から抽出した語彙をVocabulary.comで覚える。この二つのコンビネーションで英語学習者の読解力と語彙力向上が両方期待できます。

多読6ヶ月間のチャレンジ


Newselaが提供しているサービスは無料でもご利用できますが、一人で始めるにはハードルも高いです。「多読6ヶ月間のチャレンジ」は多読を習慣化するプログラムです。是非参加をご検討ください。

Newselaの無料版と、多読6ヶ月間のチャレンジを比較してみました。


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