英作文無料添削ツール、Write&Improve、の紹介:For Students


今回紹介するOnline LearningツールはCambridge Englishが提供する、Write&Improve、です。僕がこのツールを初めて知ったのは、日向先生の下記のツイートからでした。

無料で英作文を添削して、CEFRのレベル評価までしてくれる素晴らしいサービスです。

What Is Write&Improve


Write&ImproveはCambridge Englishが提供する英作文添削サービスです。

How To Use It


  1. サイトへアクセス
  2. アカウント作成
  3. レベルに合うタスクを選択
  4. 英作文
  5. 添削と評価

サイトへアクセス

まずは、サイトへアクセスしてください。

①の「Start writing」ボタンで次の画面に遷移します。

アカウント作成

右上の②、「Sign in」、をクリックしますと、下記のポップアップが表示されますので、Facebookのアカウントをお持ちの方は、Facebookアカウントを利用し、ログインすることも出来ます。

※最初の添削やレベル判定はアカウントがなくても出来ますが、2回目からはアカウントが必要になります。

レベルに合うタスクの選択

デフォルトとして3つのレベルがあります。

  • W&I Beginner
  • W&I Intermediate
  • W&I Advanced

レベルごとに4つのタスク(Topic)がありますので、一つを選んで次の画面に進んでください。

英作文

W&I Advancedレベルで「A competition entry: Travelling back in time」を選ぶと下記の画面が表示され、作文の入力ができます。

作文が終わりましたら、③の「Check」ボタンで、添削とCEFRのレベルが判定画面に移動します。

添削と評価

添削の一例です。

僕が「most treasured possession」をTopicで書いた、FeedbackとCEFRのレベル判定です。こちらの英語試験比較表を見ますと、CEFRのC1はTOEFL iBTの95-120に相応すると書いてあります。僕のTOEFL iBTのWritingスコアが28だったことを考えると妥当なレベル判定だと思います。

What Else


Write&Improveにはデフォルトで12個のタスクしかありませんが、学習者が自分のワークブックを作って、英作文の練習を続けることも可能です。

例えば、僕の場合、Choimirai、という新しいワークブックを作り、その中に自分が書いてみたいタスクを一つ追加しました。

この機能は学習者も使えますが、教える側にもっと役に立つ機能だと思いますので、別のブログで詳細を書かせていただきます。

FAQ


FAQへのリンク:https://sat.ilexir.co.uk/faq

How Does It Assess Your Writing

FAQサイトには英作文評価の仕組みを下記のように説明しています。

The system is designed to look for typical mistakes that learners of English make, especially around the B1/B2 level. It does this by looking for lexical and grammatical points that learners typically get wrong, and aims to score your writing in the same way as a teacher or examiner.The system also tries to suggest improvements you could try in the red boxes.

Assessment of your work is provided by an automated system and not by an expert human marker. As mentioned above, it aims to score your work in the same way as a teacher or examiner. However, the system is under active development and no guarantees can be provided for the reliability of feedback provided by this system.

簡単にまとめますと、NLP(Natural Language Processing:自然言語処理)を駆使し、自動で添削とレベル判定がなされています。

まとめ


カバーしているTopicも豊富で使い勝手も非常に良いと思ってます。何よりも自分か書いた英作文に対し、フィードバックをその場ですぐもらえるのは大変嬉しいことです。このサービスはCambridge Englishのリサーチ・プロジェクト(iLexIR)の一部にもなっていますので、サービスを利用することでリサーチにも貢献することになります。人工知能の発展によりNLPの制度も非常に高くなってきてます。今後の英語教育ではこのような試みがさらに増えてくると思います。

参考・関連ページ


関連教材


追記


10月21日:

  • 先生用ガイドへのリンク追加
  • 関連教材のセクションを追加

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