英語で学ぶ


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今回のブログでは、英語で学ぶ方法についてシェアします。今回のブログを書くきっかけになったのはこちらのツイートです。

「英語でネイティブと互角に渡りあえるなら、相当好条件の仕事に就くことも可能」

 「今この瞬間だって英語ができれば外資に転職、収入2倍になるエンジニアがどれほどいるか」

僕の場合プログラマで就職した時の初任給は550万でした。5年間その会社で働いて給料は800万に。そのあと金融系の会社に転職し、給料は1.5倍。

プログラマとしての能力が買われたのもありますが、英語ができなかったらどっちらの会社にも入社はできなかったです。エンジニアの場合、英語が出来ると転職先の選択肢はグッと広がります。あと、好条件での転職もよくあります。これはエンジニアに限らず他の業種でも一緒だと思います。

人の寿命が長くなり、退職の年齢は年々上がってくると思います。もしかすると70超えても働く必要があるかもしれません。その現実を直視しても英語への投資は出来れば早くやっておくべきです。

僕の場合、カナダで大学を出ましたので、英語の壁はそれほど高く感じませんでした。しかし、多くの英語学習者において、ネイティブと互角の英語力を身につけることは相当な努力と時間が必要ですし、海外経験がないと難しい部分もあったと思います。ただ、前と比べると今は英語力を身につける環境がだいぶ改善されているように見えます。

ネイティブと互角の英語力は英語で何かを学ぶことで身につけられると思ってます。今は、MOOC(Massive Open Online Courses、大規模公開オンライン講座)の普及で国内にいながらアメリカの優秀な大学のクラスを受けることが出来ます。今回のブログでは、英語で何かを学ぶために必要なステップを3つに分けて考えてみます。

  • Reading
  • Writing
  • Online Learning

リーディング


英語を身につけるのに一番良い方法は多読です。多読のメリットはわかっていても、実際多読に手を出すことは難しかったのも事実です。しかし、今はNewselaのようなサイトも出ていて、初心者でも自分のリーディングレベルにあう読み物を楽しむことが出来ます。

良質のインップトを流し込むこと(多読)で今までは点で覚えてた英語の知識が、お互いに繋がり整理整頓され使い時に取り出し易くなります。さらに、多読を続けることで英語を英語の語順で理解するようになりますので、英語を組み立てる時(ライティングとスピーキング)にも役立ちます。僕の場合、英語で考える(Thinkingn in English)ようになったきっかけも多読だったと覚えてます。

多読前 多読後

ライティング


ライティングはとても重要です。リーディングが出来るからと言って、ライティングが出来る訳ではありません。ただ、相手に伝えやすい文を書くためにリーディングは必要不可欠です。また、何かを英語で学ぶ時に、レポート作成や学生同士の議論に参加する時にライティングが出来ないと自分の意見を述べることは難しいです。

ライティングにつきましては、今までは学校に通うか先生に添削を依頼する方法が主流だったと思います。

去年Cambridge Englishが人工知能を利用し、リアルタイムで添削とフィードバックをしてくれるアプリケーション(Write&Improve)を発表しました。

Write&Improve、は前もって用意してある課題に対し、自分の考えを書いていく仕組みです。書き終わったら、「Check」、ボタンで添削を依頼します。添削は機械によって行われ、結果はリアルタイムでわかります。結果にはフィードバックも付いてますので、そのフィードバックを元に文章を改善することも可能です。添削の結果にはCEFRやIELTSの暫定スコアが付いてますので、レベルの確認も出来ますし、レベルの進捗が見れてモチベーション維持にも繋がります。

Write&Improveについてもっと詳しく知りたい方はこちらのリンク(http://bit.ly/2sOlVkU、英文:Developing an ELT product based on machine learning: Write & Improve)を参照してください。

Online Learning


ネイティブと互角のレベルで仕事をするためには英語で何かを学べる程度の英語力が必要です。英語を習うための勉強と英語で何かを学ぶ時の英語力には大きい差があります。

英語で学ぶ時は学ぶ対象への背景知識がまず必要です。この背景知識を的確に自分のモノにする時に「多読」が役立ちます。

多読と同じように、英語で学ぶ内容も学習者がご興味をもつ科目を選ぶのが望ましいです。今は、MOOC(Massive Open Online Courses、大規模公開オンライン講座)の普及でいろんな事をオンライン上で学ぶことが出来ます。実際僕が通っているジョージア工科大学の大学院もオンラインのコースです。

MOOCのプラットホームはいくつかありますが、このブログでは、edXをご紹介させていただきます。

edXは世界の優秀な大学から提供しているコースを無料で受講できる素晴らしいサービスです。提供しているコースは建築から、アート、ビジネス、経済、法律、ITまで、普通の大学で受けられる科目はほぼ全て揃ってます。

関心のあるキーワードで検索をしますと、きっと受けてみたい科目が見つかるはずです。7月と8月にはIELTSとTOEFLのコースも始まりますので、もし関心がある方はそちらも検索をしてみてください。

クラスの授業はビデオで行われますので、リスニングの練習にもなります。ビデオを見て、アサインメント(課題)を読んで、レポートを書くような仕組みです。多くのコースが学生自身のペースで進めるように(self-paced)なっていますので、コースを修了するためには自己管理がとても大事です。

 

クラスを選ぶ時に一つ考慮して欲しいのは、クラスへ参加している学生の人数です。活発なクラスであれば、ディスカッション・フォーラムに参加している学生も多いので、より多くの人と繋がり、楽しく習うことが出来ます。ハーバード大学が提供するCS50、は人気のあるクラスの一つです。

クラスで習った内容が理解できない時はディスカッション・フォーラムを使うことが出来ます。フォーラムに質問を投稿しますと、学生同士で答える時もあれば、先生やアシスタントが答えてくれる時もあります。

ディスカッション・フォーラムの中にはチャットルームの形式をしているクラスもあります。チャットルームですと、ライティングのみならずスピーキングの練習も一緒に出来ます。日本語のチャットでもわかると思いますが、英語でのチャットも話し言葉を文字にしたモノです。したがって、チャットが書けるようになりますと、会話の中でどのような表現をすれば良いのかがわかるようになります。また、チャット形式は、会話のようなテンポで進めて行きますので瞬発力を鍛える練習にもなります。下記の図はCS50用のディスカッション・フォーラム(Slackを利用)です。

ディスカッションフォーラムに積極的に参加しますと、友達が出来るケースもよくあります。近くに住んでいる学生同士だとオフラインのミーティングを企画する話も耳にします。

まとめ


6ヶ月間の多読チャレンジでは多読とライティングを両方練習することが出来ます。このプログラムで是非、リーディングとライティングに自信をつけてください。今の小さい投資が6ヶ月後には大きい資産として帰ってくる事を確信します!オンラインのプログラムですのでインターネットがあれば世界のどこからでも参加可能です!(7月10日までのご購入で、12%オフ:クーポンコード:SUMMER2017

多読とライティングに自信がつきましたら、是非Online Learningで何かを学んでみてください。チャレンジすることで、何が足りないのかもわかってくるはずです。すると、足りないところを補ってまたチャレンジです。一つのコースを終わらせることが出来ればネイティブと互角で仕事が出来る日もそんなに遠くはありません

1つのコースを修了する頃には、英会話の上達も格段に早くなってくるはずです。

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